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2017年01月| 2017年02月 |- ブログトップ

キビダンゴ [アトリエN]

 ♪も~もたろさん、ももたろさん、おこしにつけたキビダンゴ ひとつわたしにくださいな♪と始まる桃太郎の歌。
 桃からうまれた桃太郎がイヌ・サル・キジをお供につれて鬼退治に行くこの物語を、現代の子供たちは知っているのだろうか? はるかな昔に少年だった私が無批判に受け入れたこのおはなしは、今にして思えば少年の自立への旅立ちをテーマにした寓話だったのかもしれない。
 植物にとって、自立への旅立ちとは、芽生えであって、おそらく植物の一生にとって最大のイベントであり、膨大なエネルギーを要するものであろう。
 それゆえ、多くの植物が親からそのエネルギーをもらう。桃太郎におけるキビダンゴである。イネや麦にとっては炭水化物、豆類は脂質とタンパク質の形で。米粒ひとつをとってみても、いわゆるご当人にあたる胚芽の何十倍ものデンプンを親から「お弁当」としてもらうのだ。形からいえば、胚芽は炭水化物の塊に張り付いているに過ぎない。
 しかし、親からお弁当を貰えない植物もある。ランの仲間がそうである。
 それでは、ランの種子たちは、一体どのようにして発芽のエネルギーを獲得するのだろうか? 実はカビなのだそうだ。
 ランの種子に感染したある種のカビが、すっかりそのカラダを覆い尽くした頃、ランは突然仮面をかなぐり捨て、そのカビをエネルギー源にして発芽するのだ。カビにとってはとりついたと思った相手に逆にとりつかれたことになる。奴隷だと思っていた相手から反乱(蘭!)に逢ったようなものだ。
 さて、冒頭の桃太郎の話に戻るが、「お腰につけたキビダンゴ」ごときで絶海の鬼が島まで渡れるものだろうか? お供のイヌ・サル・キジの食事の面倒までそのキビダンゴでみるのである。絶対に無理な話ではないか。
 そこでわたしは気が付いたのである。
 実は桃太郎こそが鬼で、絶海の孤島どころか、山ひとつ隔てた隣りの村に略奪に行ったのであろう、と。
 なにしろ桃からうまれた少年である。
 異形の者なのだ。
      N田さん

桃太郎.jpg
 
 

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ハナヤエムグラ-植物標本 [なな山緑地の植物標本]

植物標本は、植物がその時その場所に生えていたことの証であり、地域の自然環境の歴史的変化を知る唯一の手がかりとなっています。なな山緑地の会では、2016年より緑地内の植物調査を兼ねて牧野標本館へ寄贈するべく植物標本を作っています。
制作:なな山緑地の会 植物標本プロジェクト

このコーナーでは、2016年制作した標本を随時紹介していきます。原本をご覧になりたい方は、N原さんに声をかけてください。

DSCN0146_350.JPG
ハナヤエムグラ アカネ科
採集日:
2016年5月8日
生育環境:
陽当たりのよい斜面地
ノート:
背の高い草の中で成長
整理番号:
No.5


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梅にウグイス、ホーホケキョ。姿は藪の中?! [よもやま話]

鳥といえば、みなさんけっこうご存じですよね。僕の場合、名前は知っているつもりなんですが、姿を見て当てられる鳥って少ないです。スズメ、ハト、カラス、ツバメ……、もう出てきません。カモ、アヒル、ハクチョウあたりは何とかなるが、トビとワシは区別がつきません。
今年に入ってから鳥博士のS田さんにご指導いただいている。モズを発見して感動したが、もう一度目の前に出てきてもスズメと間違えそうだ。尻尾がピンと張って可愛いのだが。

広場の端に梅が咲き始めた。クヌギの苗木を掘り起こす前に博士に自慢げに話しかける。「梅にウグイス、合いますね。この前見ました。ウグイス色ですぐわかりました」。「鳴いていた?」といぶかしげにS田さん。「ホーホケキョと鳴くものかと期待していたけど鳴きません」。「それはメジロかもしれない。目が丸く、白くなかった?」。図星!

メジロ.JPG
1月下旬、房総・館山

「ウグイスは藪にいて、この季節はチャッチャッと鳴く。地鳴きという。ホーホケキョは繁殖期の鳴き方だ。ときに姿を現すが、多くは藪にいて見つけにくい。鳴き声を聞いたら藪を探せば見つかる。梅の花に群がっていたのはメジロだね」

また一つ勉強になりました。クリクリ目のメジロは覚えられそうだ。でも、ウグイスは藪の中ですか。

参考
ウグイス|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動


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なな山緑地「シノダケ・ヒンメリ」について - その1・「シノダケ・ヒンメリ」って、なあに? [木工・めかいクラブ]

ことの経緯から話を始めます。
なな山緑地では活動日の次の火曜日に「木工・めかいクラブ」の活動があります。
何も知らないで参加した私中山に「フィンランドの工芸にヒンメリというのがあって、その話しからシノダケで作れるじゃない!」と相田さんから話がありました。
「なんなのそれ?」と、インターネットで調べてみると、中空の藁(フィンランドでは、麦わら)に糸を通してモビールの様な飾りが紹介されていました。
その作り方も紹介されていました。
それを観て「あら、私にも出来そう」と作ってみました。
実は、本家の藁(麦わら)よりシノダケの方が簡単。理由は、シノダケは丈夫なので壊れないということです。ワイヤーを使えば、私でも出来ます、でした。

それがことの始まりだとすると、第二弾は「ヒンメリ」の本でした。
その本には、基本的なパターンが8つ、最大の作品は700以上のパーツを使うものが示されていました。
暇と時間だけはあって、いくつかシノダケで作品のようなものを作っていたのですが、そこには大作が示されていました。
負けず嫌いだとは思っていませんが、根気強いと自負する私は、止む無く大作に挑戦することとなったのでした。
真近にエコフェスタがあるので、シノダケで作ったヒンメリも飾ろうよ、という話が後押ししました。
そうして出来たのが、写真の私が「正八面体組子型3.5段・L5cm」別名「ピラミッド」と呼んでいる作品です。

たぶん、この作品がなな山緑地の会のメンバーに認められたのだと思います。
732ピースを使った作品は、私にとっては一気に作るのは難しく、部材を切ったり組み立てたりとの繰り返しで、2、3日掛かりました。
でも、初めての私でも何とか出来上がるのが「シノダケ」の良さです。多少不揃いですが、自分でも出来上がった時に感動しました。
そんなことで、デザインは「ヒンメリ」の本に依っているけれど、材料はシノダケなので「シノダケ・ヒンメリ」です。
ご存知のようにシノダケ(正式にはアズマネザサ)は「めかい」の材料として使われていますが、他では厄介者です。
里山に入るといろいろな場所でシノダケをみることが出来ますが、邪魔でしかなかった細いシノダケが「シノダケ・ヒンメリ」にとって最高の材料になります。
そしてうつくしい造形美をもたらしてくれます。
目指しているのはシノダケを使った新たな造形美(相田さんの言葉だと「シノダケモビール」)だと想っているのですが、このようなステキな作品のヒントをくれた「ヒンメリ」に敬意を表して、「シノダケ・ヒンメリ」の世界を拡げたいなと想うこの頃です。
「シノダケ」で作ると、自分の思いがそのままカタチになってくれます。
   (中山さん記)

ヒンメリ.JPG
シノダケ・ヒンメリ「ピラミッド」のお披露目

ピラミッド.png
ピラミッド(正八面体組子型3.5段・L5cm)。ルーブル美術館のピラミッドを想起する作品

モビール.png
シノダケで作ったモビール各種


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おやじの会パワー炸裂! クヌギ苗木の掘り起こし [よもやま話]

「クヌギの苗木は、地上に出ている高さと同じくらい地面に根を張っている。高さ1メートルなら根も1メートル。深々と掘り起こさないと苗木を出せない」と淡々と脅すS田さん。「掘るのは大変。黒いポリポット(ビニールポット)に植えた苗木は根が伸びにくいから簡単だが、地面に植えたクヌギはしっかり根を張っている」。この苗木は、あのドングリをばらまいて育ったものらしい。3~4年で1メートル弱に育つ。なるほどなるほど、掘ればいいのね。この早とちりが痛い目を見ることになる。

年明けから話が出ていたクヌギ苗木の掘り起こしがついに午後スタート。畑の隅に植えられていた苗木を多摩第一小学校に20本寄贈することになった。スコップを持っていざ参戦。「周りから掘り進める、溝を作るように」とM崎さんのアドバイス。さすがベテラン、スコップの使い方がうまい。見よう見まねで掘るが、ガツッ、ガツッと石や瓦礫にあたる。思うように掘れない。掘っても掘っても次から次と瓦礫に突き当たる。「花咲か爺さん」に出てくる悪い爺さんが、ここ掘れワンワンで掘り起こした瓦礫のようだ。何か悪いことをしたかな。「道路工事で出た瓦礫を集めたのかも」とS田さん。庭師風に絵になるO井さんとM崎さんで少しずつ苗木を掘り起こしていく。こっちは溝がまだ半周。どこまで掘っても、ガ、レ、キ!

と、そこに元気な声。「こっちを掘れば抜ける」とY田さんの声。「根がそっちに向かっている。ツルハシで掘る!」とH田さんの勢いが重なる。「抜けた! さっきのは根がまっすぐ伸びているから抜きやすかった。これは性格が曲がっている!」。さすがおやじの会パワー。この苦行を子育てにつなげている。多摩第二小学校・おやじの会のY田さん、東寺方小学校・おやじの会のH田さん。明るい声が響き、掘り進む勢いが違う。次々と掘り起こしていく。掘り出した苗木は棟梁T木さんの指示で横に伏せ、根に軽く土をかける。「こうすりゃ根が育たない」。子どもを寝かしつけるようなものか。悪者爺さんはまだ一本も掘り出せない。「ここ掘りましょうか」とH田さん。キターァ、花咲おやじさん、助かる~!!

おやじの会のパワー恐るべし。地面をスコップとツルハシで崩していく。この二人、最強タグだ。なな山の未来は明るい。

で、こちらは数本の苗木を何とか掘り出したものの、精も根も尽き果て、作業終了の声を待ちわびる。なな山でこれほど消耗したのは初めて。ほうほうの体で家にたどり着いた。 
 
クヌギ苗の掘起し.JPG
あとでわかったが、手前はガレキが少なく、奥はガレキだらけ。


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伐倒、テーブル・イス、粗朶整理、苗木起こし……いっぱい広場で活動 活動記録(2017.2.12) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん
活動記録 No. 310 (2017/2/12) を作成しました。(M崎さん)
 
 日本海側は大雪だが、関東地方は長い間雨が殆ど雨が降っていない。 空気が非常に乾燥すると心配なのが発生しやすくなる火災。 又、インフルエンザの流行も心配です。 インフルエンザの予防の一つとして、水(お茶でもOK)を“ごくん”と20分に 1回程度飲むとウィルスが流されて感染しづらくなるとのこと。 でも、何かしていると20分ってあっという間なので習慣化するまでは意識付けが大切との事。

 倉庫脇のクヌギの伐倒と後処理、新しいテーブルとベンチ椅子の完成、クヌギの苗木の掘起し等、山には入らない広場での活動だった。
 今日の昼食時より使い始めたテーブルとベンチ椅子の材料は、なな山で伐倒したヤマザクラやスギ・ヒノキを広場まで運搬し、加工、組立まで皆で協力して作った重厚な自慢作です。
 昼食の休憩時にエコフェスタ (2/18-19) に展示する雛人形とヒンメリ(フィンランドの伝統的な装飾品、別名 光のモビール)を見た時に、小さな三角形や四角形で構成され、単純だが繊細な作品に心を奪われました。 限られたスペースの関係で今回の活動記録に、ヒンメリの写真が載せられなかったのが残念ですが、細いアズマネザサで作る繊細なヒンメリ作りに挑戦したくなりました。

次の活動日は 2月26 (日) です。
ではまた、なな山でおあいしましょう。
 
活動概要:
倉庫脇のクヌギの枝打ち・伐倒・枝の整理、テーブルとベンチ椅子の完成、クヌギ苗木の掘起し等
参加者:
27人(男性18人、女性9人)
連絡事項:
1. 住宅地で若いタヌキが2匹目撃された。 又、宅地との境の緑地の下を10匹ものタヌキが移動しているのを見たとの情報もあり、なな山緑地に生息しているので見守っていきたい。
2. 倉庫脇のクヌギの伐倒。
3. 地植えのクヌギ苗木の掘起し、20本を第一小に寄贈する。
4. 新しいテーブルのベンチを完成させる。
5. 今後の予定。
6. 牧野標本館に提出した標本を2/22見に行く。
感想:
朝は寒かったが、穏やかに晴れた活動日になった。 エコフェスタ (2/18-19)に展示する雛人形とヒンメリ(フィンランドの伝統的な装飾品、別名 「光のモビール」) が披露された。 このヒンメリはなな山に生えているアズマネザサで作られ、繊細できれいな作品を見て、是非挑戦しようと思った。 今日完成し使い始めた新しいテーブルと椅子は、なな山で伐倒した木を使い、加工して作った自慢作である。
 
 伐倒準備.JPG
伐倒の準備

倒れ始めた木.JPG
倒れ始めたクヌギ

倒れた木の整理.JPG
倒れた木の整理

皆で枝の処理.JPG
皆で枝の処理

粗朶置き場整備.JPG
粗朶置場の整理

テーブル椅子完成.JPG
テーブル・ベンチ椅子の完成

クヌギ苗の掘起し.JPG
地植えクヌギ苗木の掘起し

クヌギ苗の整理.JPG
クヌギ苗の整理

チェンソーの修理.JPG
チェンソーの修理

雛人形.JPG
雛人形

ヒンメリ.JPG
ヒンメリ

アセビ.png
アセビ

カワズザクラ.JPG
カワヅザクラ

ウメ(白梅).JPG
ウメ(白梅)


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ハガキの木 [アトリエN]

古代インドでは多羅樹というヤシ科の木の葉を経典の記録用に使っていたそうだが、アフリカ原産の木であるため中国や日本では育たず、代わりにモチノキ科の木の葉をタラヨウと名付けて使った。釘や爪楊枝など尖ったもので葉を傷つけると、タンニンがしみだしてきて空気と反応して黒く浮き上がる。
これは傷口の修復反応で、ヒトにおけるカサブタである。昔はこれで手紙をやり取りしたことから、今日でも「ハガキの木」として郵便局のシンボルツリーとなっている。
東京駅前の中央郵便局や京都郵便局など各地の主だった郵便局にはこの木が植えられていて、それだけでなく、この葉に文字を書き、定形外の切手を貼れば実際にハガキとして送ることができる。
タラヨウの葉でなければならないというわけではないが、9×12センチ以上という制限があるので、同じように文字が書けるトウネズミモチの葉などでは難しいようだ。
そこで埼玉の山道で採取したアオキの葉でハガキを作り、切手を貼って送ってみた。友達の少ない私であるから、送り先は自分自身である。
一週間たったが、ハガキは届かない。
ははあ、郵便局員が首をひねっているのかな、と思っていたら、十日ほどして、やっと届いた。我ながら、なぐり書きの雑な出来で、とても人様の観賞に耐えうるものではないが、とりあえず葉っぱがハガキになるということは証明できた。
葉書というくらいだから、当たり前だろ?
いやいや、葉書というのは当て字で端書というのが正しいそうである。
葉っぱのほかに宮島のしゃもじ・摩周湖の霧の缶詰などもハガキとして送れるそうだが、しゃもじはともかく、摩周湖に行ったことのない私には、霧の缶詰なるものがどんなものなのか、見当もつかない。
このタラヨウ、神社などによく植えられるのだが(多摩地方ではあきるの市の広徳寺が有名)、葉を火であぶって浮かび上がる模様で吉凶を占うという風習があるらしい。
そういえば我が家に配達されたアオキのハガキ、もう一か月もたって一面に黒い模様が浮かび上がり、文字を読むこともかなわないが、この模様、何か意味があるのだろうか?
ちょっとドキドキしている私であります。
     N田さん

タラヨウ・中央郵便局.JPG
タラヨウ・中央郵便局

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アオキの葉ハガキ宛名面

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アオキの葉ハガキ文面


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カニクサ-植物標本 [なな山緑地の植物標本]

植物標本は、植物がその時その場所に生えていたことの証であり、地域の自然環境の歴史的変化を知る唯一の手がかりとなっています。なな山緑地の会では、2016年より緑地内の植物調査を兼ねて牧野標本館へ寄贈するべく植物標本を作っています。
制作:なな山緑地の会 植物標本プロジェクト

このコーナーでは、2016年制作した標本を随時紹介していきます。原本をご覧になりたい方は、N原さんに声をかけてください。

DSCN0508_350.JPG
カニクサ フサシダ科
採集日:
2016年9月11日
生育環境:
アズマネザサの林縁
ノート:
数株がからみあって生育
整理番号:
No.21


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ゴンズイ [アトリエN]

「親父こそ自分のことが一番わかってないじゃないか!」
ちょっとした諍いのはてに、こう言い放って家を飛び出した息子の後姿をにらみつけながら、握りしめた拳をふるわせてN氏は立ち尽くしていた。
“自分の事は自分が一番わかっている” と、鼻息荒くわが道を歩んできたN氏。だが、実はそれもどうやら勘違いだったと、心ひそかに思い始めていた矢先の痛烈な捨て台詞。

古来稀なりと云われている年齢(よわい)を目前にしてそれを認めるのは、かなり辛いことである。
視線の先には暗紅色の実をつけた樹が雑木林の中で秋の雨に濡れてくすんでいる。
「ゴンズイ」なまず目の海水魚。背鰭と腹鰭に毒棘を持ち、釣り人からは外道と忌み嫌われる。「ゴンズイ」ミツバウツギ科の落葉性小高木。牧野富太郎博士は「役に立たないところから魚のゴンズイの名前があてられた」と説いている。
妻は20年も前にさっさとあの世に逃げて行ってしまった。晩(おそ)くに生まれた一人息子は家に引きこもっている。会社を定年退職してからは、近隣との付き合いもなく、話相手もほとんどいない。
鬼の部長として部下を叱り飛ばしていたかつての企業戦士も、一介の老爺となってしまえば濡れ落ち葉にひとしい。
次の日、朝から秋晴れとなった。
深夜に帰ってきた息子が起きてきて、玄関前のN氏の隣に立つ。
「きのうは言い過ぎた。ごめんな」
「ああ?うん」
ぎごちなく仲直りをする親子。
秋の陽に照らされたゴンズイの実は、鮮やかに輝いてルビーの房のようだ。
「こうやってみると、結構きれいじゃん」
「魚の方も食えば旨いそうだ。今度釣りにでもいくか」
「うん・いいね」
久しぶりに父子のおだやかな会話が続いている。
N田さん 「なな山だより」38号より

ゴンズイ_魚.png
ナマズ目 ゴンズイ

ゴンズイ_花.png
ゴンズイの花言葉:一芸に秀でる


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ゴンズイ-植物標本 [なな山緑地の植物標本]

植物標本は、植物がその時その場所に生えていたことの証であり、地域の自然環境の歴史的変化を知る唯一の手がかりとなっています。なな山緑地の会では、2016年より緑地内の植物調査を兼ねて牧野標本館へ寄贈するべく植物標本を作っています。
制作:なな山緑地の会 植物標本プロジェクト

このコーナーでは、2016年制作した標本を随時紹介していきます。原本をご覧になりたい方は、N原さんに声をかけてください。

DSCN0172_350.JPG
ゴンズイ ミツバウツギ科
採集日:
2016年5月15日
生育環境:
落葉樹の尾根
ノート:
雑多な幼虫の中に生える、樹高6m、直径8cmほど
整理番号:
No.木本-12


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