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怪力で木が倒れた!? [よもやま話]

なな山緑地内を巡る遊歩道を整備することになった。山道の階段が崩れたり、草木が道を覆ったりしていた。山道の階段を付け替えるために、間伐して横木や杭を用意する。直径10センチ前後のエゴノキをB場さんが探し、樹木番号を外し、チェーンソーで伐採し、90センチ程の横木と50センチ程の杭を作っていく。T熊さんが、B場さんの指示に従い何食わぬ顔で淡々と伐っていく。チェーンソーの扱いも慣れたもの。華奢なのに逞しい。

真似て伐ってみるが、思うようにチェーンソーが使えない。幹に刃が食い込んだままお手上げになり焦る。と、近くで木がゆっくり倒れていく。何ごと!? と顔を上げると、見張り役のM月さんが木に手をかけていた。手で押して倒したのだ!

怪力パワー全開.jpg
手押しで倒した木が横になっている。根が腐れていたのだろう

ホオズキ.jpg
ホオズキ

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モドキとは何ごとだ!? [よもやま話]

先日の記事「不思議で不明な小動物たちの秋 点描」に、昆虫にも詳しい博物博士A田さんから連絡が入りました。

 バッタは クルマバッタモドキ
 カミキリは ヒゲナガシラホシカミキリ
 姿かたちから、これじゃないかなと思います。

名前に「モドキ」が付くのはちょっと可哀想。調べてみたら結構いるんです。アゲハモドキ、カマキリモドキ、アリモドキ、イナゴモドキなど。植物では、シャクナゲモドキ、タチバナモドキなど。同じ種にいろいろな名前があるのに、「モドキ」を付けるなんてちょっと失礼ですね。ホモサピエンスモドキなんていたらギョッとするかも。
ちなみに現生人類はホモ・サピエンス・サピエンスと表記するらしいです。ほかのホモ・サピエンスと区別するためで、モドキがいたんです。しかもそのモドキを倒してホモ・サピエンス・サピエンスだけが残っているという話です。

ヒゲナガ虫.jpg
ヒゲナガシラホシカミキリ

バッタ.jpg
クルマバッタモドキ
クルマバッタモドキ:昆虫エクスプローラhttp://www.insects.jp/kon-battakurumamodoki.htm
クルマバッタ:昆虫エクスプローラhttp://www.insects.jp/kon-battakuruma.htm

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凜として清楚な白妙の曼珠沙華、そして華麗な朱の華 [よもやま話]

昨日なな山の曼珠沙華(ヒガンバナ)を紹介しましたが、読者から野川公園(調布市)の曼珠沙華の便りが届きました。白い華の群生です。綺麗ですね。根川緑地(立川市)の朱の華と合わせてご覧ください。写真をダブルクリックして拡大すれば、華麗さが伝わるでしょうか。

曼珠沙華_野川公園.JPG
白妙の曼珠沙華。野川公園

曼珠沙華_根川緑道_1.JPG
朱の曼珠沙華。根川緑道

曼珠沙華_根川緑道_2.JPG
残堀川沿いの根川緑道に咲く曼珠沙華

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妖艶絢爛、美の極致、曼珠沙華 [よもやま話]

畑の脇に紅く控えるヒガンバナを発見すると、誰もが近寄ってその美しさに沈黙する。その場を離れると、魔力から解き放たれたように華の話に盛り上がる。

「写真を撮っていたね」とM崎さん。「日高の巾着田は、湿地に曼珠沙華の群生が連なり圧巻です」と返答。「立川の残堀川の根川緑地は、川沿いを彼岸花が飾りきれい」とS々木さんが加わる。「モノレールの柴崎体育館駅下車」とスマホで調べるT熊さん。何とも妖艶な華だ。

ヒガンバナについては、N田さんのエッセイが面白い。
妖しの彼岸花 -アトリエN-

曼珠沙華.jpg
畑の脇に咲く曼珠沙華。

家の曼珠沙華.jpg
家で咲いた曼珠沙華。朱の鮮やかさが戸外より淡い。

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不思議で不明な小動物たちの秋 点描 [よもやま話]

暑い夏が過ぎ、結実の色鮮やかな秋が訪れようとしています。なな山の初秋は小動物たちの賑やかな共演です。動けば飛び出し、座れば現れる秋の小動物たち。下草を刈払機で刈れば、コオロギやスイッチョ、バッタなどが一斉に飛び跳ねます。食事中だったかもしれません。イスに座れば、テーブルに見知らぬ小動物が「見て見て!」とばかりに現れます。何とも不可解で不思議な命ばかりです。ご存じの方、ぜひお教えください。

不明なタマゴ.jpg
タマゴ?。草木の実が重なったようだが、殻に穴が空いたタマゴのようにも見える。巣なのかもしれない。B場さんが見つけた。

クヌギのドングリ.jpg
クヌギのドングリ?。テーブルの中央に虫のようにいた。中央のドーム状の色が周りの突起と同じ茶色で、いまにも動き出しそう。丸い虫の死骸にも見える。

ヒゲナガ虫.jpg
白ヒゲ紳士のO井さんが「カメラマン!」と呼ぶので行くと、植物博士のN原さんが何やら発見。黒白まだらの長いヒゲに、背中に斑点がある昆虫。隠れるのを「スターなんだから顔を出して」と葉っぱをかき分け撮影。博学博士のS田さんに写真を見てもらったが不明。コブヒゲカマキリの一種かな。

バッタ.jpg
バッタ、またはイナゴ?。イスに座ったらテーブルに現れ、おとなしくしている。カーキ色の戦車のような形と色。

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ワイワイと話が弾んだ! みんなで休憩タイム [よもやま話]

バス停がある通り沿いの斜面は陽当たりがよく、草木の成長が速い。2~3カ月も経てば一面草が生い茂る。刈払機での作業は足場が悪く、ときにズルズルと滑って危ない。慎重に刈っていると、同じく刈払機を使っていたS田さんの手を振る仕草が目に入る。下を指さしている。ヒゲ公爵のN黒さんが話しているが、エンジンの音で聞こえない。切ると、「休憩時間だよ」とはっきりした声。10時ちょっと過ぎ、1時間ほど作業をしていた。

広場に戻ると、あちこちからみんなが戻ってくる。散らばって作業していた全員に声がかかったようだ。いつもは現場で休憩するか、各自水分補給に広場に戻るが、この日はみんなが揃った。「チェーンソー、初めて使った!」と興奮気味に語るS々木さん。「電源ボタンはどこ? と探しちゃった。B場さんがいたからできた!」。「木を切り倒して杭を作り、遊歩道の階段を整備した!」と力強くT熊さんが話す。頼もしさイッパイ。

昼前11時半を少し過ぎた頃、「お昼だよ!」と時間管理に厳しいT木さんの声。そろそろ終わりかと思っていたところにグッドタイミング。広場のテーブルにはみんなが座っていた。ランチタイムは世間話に花が咲く。ひょんな話からゲテモノ食いに盛り上がる。「カエルを食べた!」「スズメは口にできなかった」……。形が見えなければ口にできるが、姿を見ては厳しいもの。

「そういえばウサギは一羽二羽と数える。坊さんが食べたかったからだって」とT熊さん。鳥ではないウサギは一頭二頭と数えるはず。獣を口にできない坊さんが、二本足で立てるウサギを鳥だとこじつけて食べた、という故事が出所らしい。また一つ勉強になった。

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うさぎ。写真提供:写真AC https://www.photo-ac.com/

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フタリシズカは二人で静かに愛でる花? [よもやま話]

先日の記事に登場したフタリシズカの名前にちょっと違和感を覚えた。二人で静かに愛でる花なのか、当然ヒトリシズカもあるはず……。調べてみたら、確かにヒトリシズカはあった。静かに愛でる花と思いきや、あの静御前が出自だった。

静御前は、源義経の愛妾。悲劇のヒロインだ。吉野山で源頼朝に捕まり、鎌倉の鶴岡八幡宮で頼朝・政子夫妻を前にして逆徒・義経を慕い「しづやしづ……」と歌いひとり舞った。この舞が、花の名前になった。

ヒトリシズカは花穂が一本で、花の咲いた姿が静御前の舞を思い起こさせる。一方、フタリシズカは、2本の花穂を静御前とその亡霊の舞う姿に見立てたという。能「二人静」に由来する。思慕と怨念が織りなす舞を清楚に表現した花、というところか。

二人静(能)
http://www.yoshino.ne.jp/wakwak/seinenbu/sample/yoshitune/nou.htm

フタリシズカ.jpg
フタリシズカ。提供:ヤサシイエンゲイ
参考:ヤサシイエンゲイ http://www.yasashi.info/hu_00050.html

ヒトリシズカ.jpg
ヒトリシズカ。提供:写真素材 足成:http://www.ashinari.com
参考:ヤサシイエンゲイ http://www.yasashi.info/hi_00018.htm


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いくら調べても分かりません、ゴギョウボク! 【フォトアルバム】 [よもやま話]

B場さんが座ったテーブルに海草を乾かしたような草木が置いてあった。名前を尋ねてみると、「ゴギョウボク。オンギョウボクともいうかな」と回答。スマホで調べてみたが検索に引っかからない。「水戸の偕楽園にあったはず」と付け加えてくれた。「家のパソコンで調べてみます」とその場を収めたが、パソコンでも見つからない。ご存じの人はいるかしら。A田さんに見せようと自宅の庭から持ってきたものだが、A田さんは早退けしたので見せることができなかった。

ゴギョウボク.JPG
ゴギョウボク、またはオンギョウボクと呼ばれる植物。

前回の活動日の話。収穫したスイカが美味しいのか、カブトムシ数匹がむさぼり続けていた。スイカを取り上げるのもかわいそうと、そのまましておいた(「スイカに群がるカブトムシは下痢になる?」)。その後どうなったか。スイカは身どころか皮もすっかりなくなっていた。が、カブトムシが死んでいて、死骸が丸太に一匹、そして地面に一匹転がっていた。食べ過ぎて動けなくなったのか。鳥に食べられなかったのは救いかも。

セミその後.JPG
カブトムシの死骸。スイカを食べていたムシかどうかは不明。

帰ろうとすると、N山さんから「写真、撮った?」と声がかかった。何とも嬉しい! これこれっ! ブログのネタだ。
広場の端に立っていたクヌギが大きくなり、これ以上伸びると、倒すときの空き地を確保できなくなる可能性があり、2月伐倒した。8月、その株を見ると、なんと萌芽更新で枝が大量に伸びていた。伸びが早い! そこで理髪店よろしくボサボサ髪をきれいに切り落としてスッキリ。

クヌギ萌芽更新.JPG
整髪後の萌芽更新クヌギ。ビフォーは撮り忘れた。

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高所恐怖症にはゼッタイ無理! ハシゴでの枝打ち [よもやま話]

広場に戻ると、針葉樹に長い長~いハシゴが立てかけてある。「あんなに長いハシゴ、あった?」と声をかけたら、「2本のハシゴをつないだ。5メートルになる」とM崎さん。上部を縛って固定しているが、ちょっと不安。何をするの? と聞けば、「枝打ち」と返ってきた。

広場近くのヒノキやスギは下枝がだいぶ伸びていた。林業では良質な木材を作るために下枝や枯れ枝を切るらしい。中の谷のヒノキやスギは下枝がなく、一本ずつ屹立して美しい里山の風景を描き出している。山仕事の職人が入って枝打ちしたものと感動していたら、なな山緑地の会の会員の作業だったという。

「棒高跳びでもあの高さは無理かな?」とN田さん。「跳べるかもしれない、調べられる?」とM月さんが加わる。スマホで調べてみると、屋外の世界記録はなんと6メートル14センチ。鳥人ブブカは、あのハシゴの上を軽く跳えている! すごい高さだ。

「落ちてきても受け止められないから落ちないで!」と声を上げても淡々と枝落としをするN山さん。高さを恐れぬ勇気に敬服! 「代わって枝打ちしてみる?」と声がかかった。「ムリムリ! 高所恐怖症で足が硬直して落ちてしまう」と遠慮した。何も知らない若い頃、電信柱のてっぺんまで昇り、電気工事をしたことがある。昇るときは上を見ているので気にならなかったが、てっぺんで下を見たら原っぱが足下に広がり、絶望的になった。降りられない!

枝打ち作業.JPG
枝打ち作業。安全帯を付け、足を木に巻き付けた姿は職人だ。

中の谷.JPG
中の谷。ヒノキやスギの下枝がなく、一本一本が天を指しているように伸びている。

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朝歩いていたら…… [よもやま話]

朝歩いていたら、ふと歌がよぎってきました。

いのち短し 恋せよ乙女
紅き唇 褪せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日の 無ひものを

黒澤明監督「生きる」のラストシーン。志村喬が雪降る薄暗い夜の公園でひとりブランコをこぎながら口ずさんだ歌です(「ゴンドラの唄」作詞:吉井勇 作曲:中山晋平)。低く静かに流れる歌は薄暗さに咲く一輪の花のようでした。モノクロ映画ですが、色がありました。紅です。「生」がみなぎるいのちの色です。

感傷に浸りながら歩いていました。秋ですかね、センチでしょうか。おっと死語ですか。何センチ? と子どもに聞かれそうです。

今度は「紅をさす」が降ってきました。「紅き唇」つながりでしょう。「紅」とは? と想像の世界は広がります。
紅は口紅のこと。ベニバナ(紅花)の花から採取したものです。種から採取したものは紅花油(サフラワー油)になります。ベニバナは「末摘花(すえつむはな)」とも呼ばれ、古くは万葉集や源氏物語にも登場します。咲き始めは濃い黄色で、徐々に赤身を増し、オレンジ色に変わり、花がしぼむ頃に紅色になるそうです。
口紅を塗ることは「紅を引く」ともいい、普段使わない薬指(紅差し指)を使ったそうで、花魁のその仕草は何とも色っぽいですね。映画やテレビでしか見たことはありませんが。

紅花の豆知識(紅花の歴史文化館)
http://www2.lib.yamagata-u.ac.jp/benibana/

ベニバナ.jpg
ベニバナ
提供:浦部紅花まつり
http://kobe.travel.coocan.jp/tatsuno/urabe_benibana.htm

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