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フタリシズカは二人で静かに愛でる花? [よもやま話]

先日の記事に登場したフタリシズカの名前にちょっと違和感を覚えた。二人で静かに愛でる花なのか、当然ヒトリシズカもあるはず……。調べてみたら、確かにヒトリシズカはあった。静かに愛でる花と思いきや、あの静御前が出自だった。

静御前は、源義経の愛妾。悲劇のヒロインだ。吉野山で源頼朝に捕まり、鎌倉の鶴岡八幡宮で頼朝・政子夫妻を前にして逆徒・義経を慕い「しづやしづ……」と歌いひとり舞った。この舞が、花の名前になった。

ヒトリシズカは花穂が一本で、花の咲いた姿が静御前の舞を思い起こさせる。一方、フタリシズカは、2本の花穂を静御前とその亡霊の舞う姿に見立てたという。能「二人静」に由来する。思慕と怨念が織りなす舞を清楚に表現した花、というところか。

二人静(能)
http://www.yoshino.ne.jp/wakwak/seinenbu/sample/yoshitune/nou.htm

フタリシズカ.jpg
フタリシズカ。提供:ヤサシイエンゲイ
参考:ヤサシイエンゲイ http://www.yasashi.info/hu_00050.html

ヒトリシズカ.jpg
ヒトリシズカ。提供:写真素材 足成:http://www.ashinari.com
参考:ヤサシイエンゲイ http://www.yasashi.info/hi_00018.htm


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いくら調べても分かりません、ゴギョウボク! 【フォトアルバム】 [よもやま話]

B場さんが座ったテーブルに海草を乾かしたような草木が置いてあった。名前を尋ねてみると、「ゴギョウボク。オンギョウボクともいうかな」と回答。スマホで調べてみたが検索に引っかからない。「水戸の偕楽園にあったはず」と付け加えてくれた。「家のパソコンで調べてみます」とその場を収めたが、パソコンでも見つからない。ご存じの人はいるかしら。A田さんに見せようと自宅の庭から持ってきたものだが、A田さんは早退けしたので見せることができなかった。

ゴギョウボク.JPG
ゴギョウボク、またはオンギョウボクと呼ばれる植物。

前回の活動日の話。収穫したスイカが美味しいのか、カブトムシ数匹がむさぼり続けていた。スイカを取り上げるのもかわいそうと、そのまましておいた(「スイカに群がるカブトムシは下痢になる?」)。その後どうなったか。スイカは身どころか皮もすっかりなくなっていた。が、カブトムシが死んでいて、死骸が丸太に一匹、そして地面に一匹転がっていた。食べ過ぎて動けなくなったのか。鳥に食べられなかったのは救いかも。

セミその後.JPG
カブトムシの死骸。スイカを食べていたムシかどうかは不明。

帰ろうとすると、N山さんから「写真、撮った?」と声がかかった。何とも嬉しい! これこれっ! ブログのネタだ。
広場の端に立っていたクヌギが大きくなり、これ以上伸びると、倒すときの空き地を確保できなくなる可能性があり、2月伐倒した。8月、その株を見ると、なんと萌芽更新で枝が大量に伸びていた。伸びが早い! そこで理髪店よろしくボサボサ髪をきれいに切り落としてスッキリ。

クヌギ萌芽更新.JPG
整髪後の萌芽更新クヌギ。ビフォーは撮り忘れた。

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高所恐怖症にはゼッタイ無理! ハシゴでの枝打ち [よもやま話]

広場に戻ると、針葉樹に長い長~いハシゴが立てかけてある。「あんなに長いハシゴ、あった?」と声をかけたら、「2本のハシゴをつないだ。5メートルになる」とM崎さん。上部を縛って固定しているが、ちょっと不安。何をするの? と聞けば、「枝打ち」と返ってきた。

広場近くのヒノキやスギは下枝がだいぶ伸びていた。林業では良質な木材を作るために下枝や枯れ枝を切るらしい。中の谷のヒノキやスギは下枝がなく、一本ずつ屹立して美しい里山の風景を描き出している。山仕事の職人が入って枝打ちしたものと感動していたら、なな山緑地の会の会員の作業だったという。

「棒高跳びでもあの高さは無理かな?」とN田さん。「跳べるかもしれない、調べられる?」とM月さんが加わる。スマホで調べてみると、屋外の世界記録はなんと6メートル14センチ。鳥人ブブカは、あのハシゴの上を軽く跳えている! すごい高さだ。

「落ちてきても受け止められないから落ちないで!」と声を上げても淡々と枝落としをするN山さん。高さを恐れぬ勇気に敬服! 「代わって枝打ちしてみる?」と声がかかった。「ムリムリ! 高所恐怖症で足が硬直して落ちてしまう」と遠慮した。何も知らない若い頃、電信柱のてっぺんまで昇り、電気工事をしたことがある。昇るときは上を見ているので気にならなかったが、てっぺんで下を見たら原っぱが足下に広がり、絶望的になった。降りられない!

枝打ち作業.JPG
枝打ち作業。安全帯を付け、足を木に巻き付けた姿は職人だ。

中の谷.JPG
中の谷。ヒノキやスギの下枝がなく、一本一本が天を指しているように伸びている。

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朝歩いていたら…… [よもやま話]

朝歩いていたら、ふと歌がよぎってきました。

いのち短し 恋せよ乙女
紅き唇 褪せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日の 無ひものを

黒澤明監督「生きる」のラストシーン。志村喬が雪降る薄暗い夜の公園でひとりブランコをこぎながら口ずさんだ歌です(「ゴンドラの唄」作詞:吉井勇 作曲:中山晋平)。低く静かに流れる歌は薄暗さに咲く一輪の花のようでした。モノクロ映画ですが、色がありました。紅です。「生」がみなぎるいのちの色です。

感傷に浸りながら歩いていました。秋ですかね、センチでしょうか。おっと死語ですか。何センチ? と子どもに聞かれそうです。

今度は「紅をさす」が降ってきました。「紅き唇」つながりでしょう。「紅」とは? と想像の世界は広がります。
紅は口紅のこと。ベニバナ(紅花)の花から採取したものです。種から採取したものは紅花油(サフラワー油)になります。ベニバナは「末摘花(すえつむはな)」とも呼ばれ、古くは万葉集や源氏物語にも登場します。咲き始めは濃い黄色で、徐々に赤身を増し、オレンジ色に変わり、花がしぼむ頃に紅色になるそうです。
口紅を塗ることは「紅を引く」ともいい、普段使わない薬指(紅差し指)を使ったそうで、花魁のその仕草は何とも色っぽいですね。映画やテレビでしか見たことはありませんが。

紅花の豆知識(紅花の歴史文化館)
http://www2.lib.yamagata-u.ac.jp/benibana/

ベニバナ.jpg
ベニバナ
提供:浦部紅花まつり
http://kobe.travel.coocan.jp/tatsuno/urabe_benibana.htm

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この写真、変なところはどこでしょう? [よもやま話]

クイズ写真.JPG
クイズ写真

この写真には変なところがあります。どこでしょうか?

刈払機で草刈りしているのが、変?
それは会長さんに失礼です!
強面(こわおもて)が優しくなった! それは嬉しいことですが、登場人物の話ではありません。
では、下の写真と見比べてみましょう。

正解写真.JPG
正解写真

分かりますか。
オレンジ色のカバーが付いている位置が上下逆です。
このカバーは飛散防止用なので、歯をカバーするように下向きに付けるのが正解です。振動で回転しているうちに上を向いてしまったのでしょう。
(済みません、会長さん。誤解があればお許しを! 叱責だけはご勘弁を。)

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雑草生い茂る住宅地の一角がなな山緑地の飛び地、刈らなくちゃ! [よもやま話]

なな山緑地の正式名称はちょっと長い。多摩市和田緑地保全の森特別緑地保存地区。バス通り、住宅地、私有緑地に囲まれた里山だ。西の山、中の山、東の山と名前を付けて分けているが、飛び地があるのをご存じだろうか? 東の山に隣接しているので正確には「飛び地」ではないが、住宅地の一角に飛び出した一軒分の空き地だ。図の赤い部分。

なな山飛び地.jpg
なな山飛び地。住宅地の角の空き地。

この空き地には東の山から入れるが、住宅地を抜けたほうが楽なので「飛び地」と呼んでみた。両隣が住宅で、一方が道路に面している。この間口が一間ほどと狭いので、住宅地として販売しなかった土地なのかもしれない。自動車の車庫が作れない。多摩市所有の看板が立っている。

草刈り後の飛び地.JPG
草刈り後の飛び地。中央に多摩市所有の看板がある。

看板.JPG
多摩市の看板。背が高い雑草で覆われていた。

この飛び地は夏ともなれば、背の高い雑草がびっしり生い茂る。例年2回ほど草刈りをするのが当会の活動。隣りの庭を隔てる柵にツタや草が大量に絡むが、柵を傷めるので刈払機がが使えない。ここは名職人B場さんの出番だ。絡まるツタを丁寧にほどいてはがし、手刈りする。さすがプロ。

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作業前にゆったり自然観察、夏のなな山をたっぷり満喫! [よもやま話]

8月13日の活動は、夏のなな山自然観察から始まった。暑いなか風が吹き抜ける林間をめぐるのは心地よい。イキな計らいだ。万物博物博士のA田さんを案内役に十数人が連なって林道を歩く。先頭で説明した話しが、伝言ゲームのように後ろの方に復唱して伝わってくるので聞き漏らすことがない。みなさんの、この気配りが実に嬉しい。先頭の盛り上がりが、中央にザワザワと移り、末尾でも「なるほど!」と納得できる(これを最近「共有」とか「シェア」と呼ぶ)。サワラとヒノキの見分け方、鮮やかで可憐なミズヒキ、成長して花が咲いたヤブミョウガ……。「1・2・3・いっぱい」と3つしか記憶できないので、これ以上はご勘弁。確かヤマイモやムカゴが出てきたような気がするが……。

爽やかな自然観察はあとを引く。広場に戻り、畑の脇で花を撮影していると、何でも博士のM崎さんが「スイフヨウ」(酔芙蓉)と教えてくれる。「色が白からピンクに変わる。サスペンスで花の色がピンクだから午後と殺害時刻を特定するときに使われる。アリバイ崩しにも出てくる」と驚きの解説を披露。さすがだ。スイフヨウは一日花で朝開いて夕方にしぼむ。咲き始めは白色で、時間が経過するにつれてピンクがかってくる。夕方しぼむ頃には濃いピンク色になる。花の色が、酒を飲んで徐々に赤みを帯びていく酔っぱらいにちなんで「酔芙蓉」と命名されたとか。

ミズヒキ.jpg
ミズヒキ。ご祝儀袋の水引きに似ていることから命名された。

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ヤブミョウガ。

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スイフヨウ(白)。咲き始めは白。

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スイフヨウ(ピンク)。徐々にピンクに変わる。

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涼風が吹き抜ける林間にセミの大合唱! [よもやま話]

作業の休憩時、水分を補給しながらの語らいは涼風に吹かれて心地よい。ふとセミの鳴き声がこだましていることに気づく。作業中はあまり気にならなかったのに。「セミの大合唱だ」と漏らすと、「セミによって鳴く時期が違う」と博物博士のS田さんが応えてくれる。「6月から鳴き始めるセミもいれば、8月頃になって鳴くものもいる。涼しくなった夕方に鳴くセミもいる」。暑い日中に鳴くというイメージがあるが、涼しい朝方や夕方に鳴くことが多いようだ。クマゼミのように夜泣きするものもいる。クマゼミとミンミンゼミは午前中に鳴く。両方とも同じ間隔で鳴くので、同じ場所・時刻で同時に鳴くことはなく、棲み分けているらしい。クマゼミの体がひとまわり大きいからか、ミンミンゼミは同じ場所にクマゼミがいると、譲って午後に鳴くようだ。

「アブラゼミはジジジジジと鳴く」とS田博士が話していると、「ヒグラシの鳴き方はカナカナ」と何でも博士のM崎さんが参戦。アブラゼミは夕方から日没後まで鳴く。油で揚げているような鳴き声から命名。暑いと思わせるセミの代表格だが、6月から鳴き始めるトップバッターだ。ヒグラシは涼しくなった日暮れ後に鳴くことから命名された。梅雨末期から鳴き始める。「ツクツクボウシは、ホーシチクチク、チョキイイヨ」とS田さんがたたみかける。ツクツクボーシといわないところが博士らしい。晩夏から初秋にかけて、夕方から日没後まで鳴く。

鳴くのは雄セミだけで求愛行動だ。大きい声にメスが寄ってくるというから、雄セミも命がけだ。羽で腹をこすり続け、その摩擦音を腹の中で共鳴させてボリュームを上げている。ところで、子どもの頃、成虫になって地上に現れたセミは1週間ほどで死んでしまうと教えられたが、実際はもっと長く1カ月以上生きているようだ。セミを飼育して1週間ほどで死んでしまうことから生まれた俗説らしい。

いろいろなセミの鳴き声を聞こう(子供の科学)
http://www.kodomonokagaku.com/magazine/cicada.php

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アブラゼミ。写真提供:photoAC https://www.photo-ac.com

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クマゼミ。写真提供:photoAC https://www.photo-ac.com

ツクツクボウシ.jpg
ツクツクボウシ。写真提供:photoAC https://www.photo-ac.com

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ヒグラシ。写真提供:photoAC https://www.photo-ac.com

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ミンミンゼミ。写真提供:photoAC https://www.photo-ac.com

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スイカに群がるカブトムシは下痢になる? [よもやま話]

午前の作業を終えて広場に戻ると、二つに割った真っ赤なスイカがテーブル脇の丸太イスに置いてある。黒いもの! 何かいる?! よく見ると大きなカブトムシが5匹群がっている。「見つけたカブトムシを連れてきた」とA田さん。ギョッとする光景(実は虫がちょっと不得手で、なな山に来て何とか白いあの大きい幼虫がつかめるようになった。人生の快挙シーンベスト5)。

カブトムシの好物は何といってもクヌギの樹液だが、スイカも好き。昔カブトムシに食べ残しのスイカをあげていたが、いまは昆虫ゼリーが圧倒的に多いはず。俗説には、スイカは水分が多く栄養分が少ないので下痢になり、脱水症状で死に至るケースもあるというが、排泄物に糞と尿の区別がないので下痢は当たらないようだ。ケース飼育のカブトムシにスイカを与えると、スイカやオシッコの水分が腹部側面の気門(呼吸孔)に浸透して活動が鈍くなり衰弱することがあり、これを下痢と解釈している可能性がある。

スイカの上で固まったように同じ姿勢を貫いていたカブトムシだが、1匹お尻をほんの少し上げ放尿した。真後ろに大きく放物線を描き、30センチほど飛んだ。しかも1~2秒と結構長い。もちろん放尿シーンははじめて。スイカを腹一杯になるまで吸っていたのだろう。

M崎さんがクヌギを見上げて「あそこに群れている!」と声を上げる。3メートルほどの高さ、枝分かれする箇所にカブトムシが数匹固まっている。カブトムシのオンパレードだ。つい興奮して大声で話していたら、冷静沈着な博物博士のS田さんとO野塚さんも近付いてきて見上げて納得していた。

解散時、N山さんとA田さんが頭を抱えている。「このままスイカを放置していたら、カブトムシが鳥に食べられてしまう……」と心配するA田さん。以前、はらわたを喰われたカブトムシを見たことがある。「スイカを取り上げるのも忍びない」とN山さん。「腹一杯なら喰われても本望か」と納得し、そのまま置いておくことになった。

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スイカに群がるカブトムシ。虫が苦手なものにとって何ともグロテスクなシーン。家族や孫に写真を見せたらギョッと引いていた。

樹液に群がるカブトムシほか.JPG
樹液に群がるカブトムシとカメムシ。

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スイカ収穫後の畑を散歩していたカブトムシ(メス)。メスに角がないと図鑑で知っていたが、現物を見て何ものか分からずT橋さんに聞いた。

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Hなサワラ、ヒYなヒノキ - 樹木を見分ける極意とは [よもやま話]

N田です。

13日朝の林内散策で、サワラとヒノキの見分け方について、A田さんがサワラの葉の裏にはH型の白い筋が見え、それに引き替えヒノキの場合にはYの文字が見えると説明されました。

お調子者の私はそこで思わず「キャー、サワラないでー、エッチ!」と叫んでしまいましたが(あとでひとり秘かに恥ずかしい思いをしました)、ネットで調べてみたところ、かなり前からそういう覚え方がされていたのだそうですね。私ごときが思いつく程度の事は、すでに先人が考えていたわけです。
ちなみにヒノキは「ヒY」(卑猥)と覚えるのだそうであります。

サワラ_H.jpg
写真のピントが合っていないので白いHが鮮明に出ていないが、葉の裏側の白い点がHに見える。

ヒノキ_Y.jpg
一方、ヒノキの裏側は白い点が少なくYに見える。この写真はボケすぎで白い点を識別できないのが残念。実際に見てみると違いがわかる。老眼では見分けにくく、メガネをかけて何とか識別できる。ピンぼけで申し訳ないが写真は参考まで。

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