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長池里山クラブ、イベントニュース、会員投稿と盛りだくさん - なな山だより41号発行 [なな山だより]

「なな山だより」41号(2017年10月号)が発行されました。今号は長池の里山クラブ特集です。長池里山クラブとなな山緑地の会の両方に参加しているA木(弘)のレポートです。長池公園の奥で活動する里山クラブで、南太平洋イースター島のモアイを思わせるオブジェを製作しているA木さんが長池公園に馳せる想いを詳細に語っています。グリーンボランティアといっても会によって違いがあり、貴重なレポートです。
イベントニュースでは、半年弱にもかかわらずさまざまなイベントに参加している当会の活動がわかります。会員によるリレー随筆では、定年退職後に参加したN山さんの大胆な変身、そしてヒンメリとの出会いが語られています。第二の人生、人それぞれでしょうが、意外な自分を発見できるチャンスかもしれません。好評の植物のおはなしシリーズ、N田さんのエッセイは「じゃがいものおはなし」。ジャガイモにまつわる変遷を面白く鋭い視点で説いています。知らないことも多く「なるほど!」と合点すること多し。

PDFは下記のホームページでご覧ください。

なな山だよりバックナンバー
http://www.geocities.jp/nanayamaryokuchi/sub3.html

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なな山だより41号

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木(気)の多い話 -なな山だより- [なな山だより]

なな山緑地に因んで木(気)の多いお話をします。
最初の気(木)は“タップダンス”です。元々はアメリカ南部の黒人のダンスで、ドラムを禁じられた奴隷たちが足で地面を強く蹴って音を出し、思いを表現したのが始まりだとか・・・
タップの力強く自由なステップに魅了され、レッスンを開始したのは65歳の秋でした。東中野の専門店までいき色々なシューズを足に合わせ音を出している時は夢見るダンサーの気分です。買ったシューズは下から2番目の価格でも、気分は最高でした。
せめて、目指せ!たけしの映画“座頭市”!
かっこよく踊るダンサーをイメージし、レッスンを開始するも、何か変!!テンポがズレル!体がヨロケル!人よりオクレル!それでも自分を信じて、なりふり構わず床を踏み鳴らし続けたのですが・・・頭(イメージ)と足(ステップ)とリズムの折り合いが悪いことを認めざるを得ず、ダンサーの夢ははかなく1年でお蔵入りと相成りました・・・・・・が、イメージだけは今でも、いつでもダンサーです。
次に“どじょうすくい”(踊り)についてです。
島根県出雲市に古くから伝わる郷土芸能です。豆絞りの端をくるくるっとひねって頭を覆い、ひもに通した5円玉を鼻の穴に押し付け、ふところ手をして、ザルを頭の上にのせ、腰を落としてイチ!ニー!イチ!ニー!舞台中央まで進みます。
ザルを頭から取り、前を見てにっこり!腰の低さとO脚が功を奏し、よろける事もなく安定感抜群!?タップダンスよりは上手くいきそうだと思ったのも束の間、腰が悲鳴を上げたのです。結局ドジョウは1匹も掬えずじまい ト・ホ・ホ・・・・
一度は着てみたかった、踊ってみたかった”どじょうすくい踊り“に大満足でした。
私の木(気)は伐っても伐っても、萌芽更新するようです。
いつかは安定感のある切り株になりたいものです。
なな山緑地の活動に参加して、個性豊かな多くの人の知恵と努力と創意に出会い、多くの植物の生命力に感動し、刺激の多い一年でした。今までに感謝するとともに、これからも宜しくお付き合いください。
 I川さん  「なな山だより」40号より

どじょうすくい踊り_2017-05-26.jpg

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なな山にて -なな山だより- [なな山だより]

チェンソーの音がやみ、大きな大きな木がかすかに動いた。軋み音をさせながらゆっくりゆっくり倒れ始める。ドドーンと地響きがした。そして大きくバウンドした。辺りに小枝を飛び散らし、あたかも自身のすべてを放出するかのように。大地の揺らぎが足元から私の中を通り抜け、頭のてっぺんから空へ飛んで行った。私の中のどろどろした物、鬱々していたものすべてが空に飛び散った。見上げると空が広くなっている。すべてを吸い上げ何事もなかったように青々とした明るい空がある。
グリーンボランティア森木会の講習を終え所属班を決めるとき、公園ではなく里山という事が気に入りなな山を選びました。講習会で習ったはずではあるのですがその時は里山の保全ということは実感としては全く分かりませんでした。初めて知ったこの感動!樹を倒す。この作業の時はいつも側にいたい。その思いは強く、病みつきになりました。
見ること聞くことすべてが初めてで知らないことばかり。物珍しさと技術を身に着けたい一心で先輩に付きまとって歩き回り、色々教えて頂きました。どんなにかご迷惑をおかけしたことか。感謝の一言です。
楽しくて楽しくて夢中になっているうちにいつの間にか10年という月日が流れました。
10年ひと昔、何事も10年すればものになる、と言われているようですが残念ながら私にはその言葉は当てはまらないようです。10年と言われてハッとして振り返ってみると、大した技術も知識も身に付いていません。唯々自分にとって良かった、心を癒し丈夫にしてくれたとの思いだけです。
しかし、歳月は違う面も見せます。体力の衰えです。なな山まで歩いて通っていますがそれもだんだんきつくなって来ました。
そんな愚痴を言いながらもきっとまだまだ通い続けるでしょう。暑い夏の木陰の涼しさ、秋の紅葉から落ち葉の季節、そして雪が積もった時も素敵。次々と花開く春まっ盛り。太陽に透けて見える浅緑の木々の葉も美しい。倒した樹木をいろいろに使える面白さ。これからもずーっとなな山の緑に会えますように!これからもずーっと宜しくお願いいたします。
 M月さん  「なな山だより」40号より

伐倒のヤマザクラ_2017-05-14.JPG

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山と蝶 [なな山だより]

親の介護を姉に替って主体的にするようになり、なな山にはスーパーの仕事が終わって弁当を持って食べに行く程度になってしまった。皆さんの汗かく姿を見て又実家に行く。
お袋のショートステイの間を利用して百名山は昨年、12座に登頂でき折返点を通過した。5月に登った荒島岳では春の女神ギフチョウが山頂で乱舞していた。登り始めた五合目で休んでいると陽の当たる山道の草に1匹の黄色の蝶が止まっていた。アゲハ?否ギフチョウである。生きている姿は高校以来である。近づいて観察すると逃げていくが又戻ってくる。後を登って来る人に「ギフチョウがいますよ!」と教えてあげても興味を示さず自分一人興奮していた。登り続けると次々とギフチョウが現れてくる。山頂に着くと広い草原にギフチョウがたくさん飛んでいる。丁度恋の季節なのか空中で追いかけっこしている。昼飯も忘れ夢のような情景に疲れも飛ぶ。
2日後の伊吹山は5月といえ初夏の日射しでキツイ山行であった。しかし登り始めてスキー場の草地に入ると白い蝶が足元に飛んでいる。モンシロチョウとは飛び方が少し違う。止まった時に見ると氷河時代の遺物ウスバシロチョウではないか。関西の高尾山的伊吹山にウスバシロチョウが草原を普通に飛び回っている。秩父まで採取に行った昔が懐かしい。
9月下旬木曽駒ケ岳から縦走し、ガスの切れ間から一瞬見えた空木岳は天空にそびえる姿で穂高や槍ヶ岳にも負けない圧倒的な存在感がある。翌朝下山した駐車場の広場にはアサギマダラチョウが飛び回っている。花や葉にとまっているチョウの羽を見るとマーキングされている個体は一頭もいなかった。長い南下の旅の途中に会えて幸運である。今年の山行計画も出来上がったが、どんな蝶に出会えるか楽しみである。
 A木(賢)さん  「なな山だより」40号より

ギフチョウ_2017-05-26.jpg
ギフチョウ

百名山伊吹山_2017-05-26.jpg
百名山伊吹山

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なな山は人も自然も優しかった [なな山だより]

六年前、妻の腹部に進行した腫瘍が見つかり手術では切除できませんでした。それでも化学治療に取り組み私も共に頑張りましたが、やはり病には勝てず、昨年1月死別しました。40数年連れ添って来た妻を失い、呆然としている私をいち早く見舞い慰め励ましてくれたのは、なな山の仲間でした。「今までのことや、これからのことを考えると眠れない」とつい愚痴を漏らすと「何も考えず、今だけを見て、今できることをしていけばいい」と仲間の一人が教えてくれました。何とかそうするよう努力していると少しずつ楽になって来たような気がしました。3月、なな山に復帰し総会の準備や写真撮影をしているとだんだん楽になってくるのが感じられました。
後になって知ったのですが、マインドフルネスというものがあり、ヨガの瞑想や仏教の座禅のように、在るがままの状況を受け入れ、何も考えず無我無想の状態を3分ほど維持する。これを毎日続けていると、脳の記憶の中枢である海馬が活性化し、ストレスで小さくなった海馬を元の大きさに回復させるというのです。米国のグーグルなどは会社としてこれを取り入れ社員の精神の健康管理をしているそうです。
さらに、今、米国でマインドフルネスの新しい形として森林浴が注目されているとのこと。森の香り、綺麗な空気、鳥の声、木漏れ日、木々の緑はマインドフルネスと同様にストレスを解消し海馬を活性化してくれる、しかも月一回で十分効果があるというのです。それなら、なな山の自然もきっと私を癒してくれたのだと信じています。
私は今年の夏に80歳ですが、10数年お世話になったなな山のために、お礼奉公として、歩ける間は少しでもお役にたつよう頑張りたいと思っています。
なな山は、人も自然も私に優しくしてくれました。ただただ感謝です。
 K田さん  「なな山だより」40号より

木漏れ日_西の山.jpg
木漏れ日 西の山

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なな山に寄せる会員の熱い想いがいっぱい-なな山だより40号発行 [なな山だより]

「なな山だより」40号(2017年5月号)が発行されました。今号は会員特集です。ベテラン・中堅・新人がなな山に熱い思いを語っています。なな山は、みんなで守り育む里山ですが、そこにコミニュケーションが生まれ深めていく心のオアシスでもあるようです。一編一編にちりばめられた至宝の言葉が、ゆったりとした美しいハーモニーを奏でています。新緑が広がり陽光が差し込むなな山で読んでみれば、さらに味わい深くなることでしょう。N田さんのてっぺん童子(わらし)も登場です。
第40号から編集委員がN原さんからI田さんにバトンタッチしました。
N原さん、長い間お疲れさまでした。ありがとうございます。
I田さん、これからお世話になります。よろしくお願いします。

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なな山だより40号

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「森を守る」ことに簡単な答えはないようです [なな山だより]

初めてなな山緑地の会の活動に参加させていただいたのは、1年前の10月4週目の日曜日でした。前日の土曜日にはグリーンボランティア初級講座の修了証書をいただいたばかりでした。
私がグリーンボランティアに参加するきっかけは、近所の森を後世に残していきたい、子供に自然の大切さを伝えていきたい、そして守っていって欲しいと思ったからです。しかし私自身、森のことは何も知りません。では「森を守る」とはどういうことなのか。それは自分が実際に体験して、感じたことを伝えることだと思ったからです。
この一年なな山でさまざまな体験をしました。山に入った時の空気の冷たさや真夏に木陰で感じる心地良い風、山の急な斜面を歩く時の緊張感、太い枯れ木を切り倒す時の音、その生木の重たさなどです。山は普段暮らしている安全な場所とは違います。枯れ枝が落ちていて足に引っ掛かることもあります。雨が降ったあとはいつも歩く小道が川のようになってぬかるんでいます。木々が覆いかぶさるように茂っている場所は昼間でも暗い。勢いよく歩いていて大きな蜘蛛の巣にひっかかりびっくりしたこともあります。自然について本やテレビからたくさん情報は得られますが、こういう体験はそれらでは伝えきれないところだと思います。また入会した頃、なな山では樹木調査が行われており早速、初級講座で習ったばかりの調査方法を実践するチャンスでした。普段活動する場所はきれいに手入れされています。調査を体験してみないかと言われ喜んで「ハイ」と付いていった調査場所は自然のままの場所でした。自然のままの場所は感じたまま伝えると「すごい場所」でした。背丈ほどもある笹を両手でかき分け、足元が見えない斜面を用心しながら下り、ようやく目的の調査する樹木にたどり着くといった状態です。入会して間もない私はなな山にはこんな場所もあることを知る貴重な体験となりました。
なな山で活動される方々は山や草花、畑などなど詳しい方がたくさんいて、いろいろ教えてもらえます。自然だけでなく時には人生の先輩から大切なことを教わることもあります。「森を守る」ことに簡単な答えはないようです。これからもなな山を大切に想いながら活動を続けていき、それがさまざまな体験を伝えることに繋がっていけばと思います。
    I田さん  「なな山だより39号」より

森を守る.JPG


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あけましておめでとうございます-年頭の挨拶 [なな山だより]

なな山緑地の会は活動を始めて今年で14 年目を迎えました。昨年一年間の活動は一昨年と比べて特に目立った点はなく穏やかな一年でした。
変化といえばエンジン付運搬車を導入し、以前なら切り倒した木はその場所に置いたままでしたが、それを広場まで降ろすことができるようになりました。
また、多摩第二小学校の児童による自然体験学習授業が行われ、さらに恒例の「なな山で遊ぼう」では100 数十名の児童、保護者がなな山を訪れてくれました。
畑では、例年の倍近くの里芋の収穫があり、シイタケ、ナメコも豊作でした。
加えて昨年は、一般の活動とは別に、首都大学東京にある牧野標本館の加藤英寿先生の指導のもと、なな山の植物標本を作り寄贈し「東京都植物誌」の刊行と植物学の基礎研究に寄与することを目指す「なな山緑地の会植物標本プロジェクト」がN原さんを中心に3 月からスタートし、263 点の標本を納めることができました。これは、今年も続けられます。
もう一つはA田さんを中心に2014年11月からスタートした樹木調査で、昨年1月に終了し、なな山の樹木2032本が確認されました。
このように、通常の活動とは別にこれからも、色々の分野での活動が期待されます。
今年が怪我、事故のない一年でありますよう願っております。最後に、みなさまの暖かいご支援とご理解をお願いしてご挨拶とさせて頂きます。
2017年1月
なな山緑地の会会長 髙木 直樹

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各種イベントの嬉しい報告-なな山だより39号発行 [なな山だより]

「なな山だより」39号(2017年1月号)が発行されました。第1号発行から13年目に当たる2017年発行のこの号では、2016年12月になな山緑地で開催されたイベント2つの報告が掲載されています。「南鶴牧小学校のなな山観察会」と「なな山で遊ぼう2016活動報告」(多摩第二小学校おやじの会)です。なな山に子どもの声が幾重にもこだまする素敵なイベントの楽しい報告です。
読んで面白く納得の「深めよう会員の絆 リレー随率」2作も秀逸です。寒い冬、こたつの中で読むとさらに心温まるでしょう。
PDFは下記のホームページでご覧ください。

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なな山だより39号 


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