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蒸し蒸し汗ダク、メガネが曇る! 活動記録(2017.7.2) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

 活動記録 No. 320 (2017/7/2) を作成しました。(M崎さん)

 前回の活動日が雨で、一週間順延になったせいか、やや参加者が少ない20名の活動になった。雨が降らなくて助かったが、非常に蒸し暑い中を一丸で取り組み短時間で各作業が処理出来た。熱中症予防にこまめに水分補給をするが、汗が流れ出るのは仕方がないが、眼鏡に落ちて来るのは視界不良となるので安全上問題だ。作業後、汗で変色している仲間のシャツの色を見ると、皆よく頑張った!  風呂上がりのビールは旨い、と思う。
 体が暑さに慣れていない夏の初めには、熱中症になり易いので十分に注意しましょう。

次の活動日は 7月9(日) です。
ではまた、なな山でおあいしましょう。

活動概要:
西の谷奥の伐倒した木の片付け、シイタケのホダ木を本伏せ、ヒノキ2本を伐倒し、柵材の準備
参加者:
20人(男性11人、女性9人)
連絡事項:
1. 湿度が高いので熱中症に注意する事。
2. 西の谷奥のサイハンランに被さっている倒木の処理をする。
3. シイタケのホダ木の本伏せをする。
4. 月々の予定表を掲示するので、メールを使っていない人は見て下さい。
5. サイハイランの所を片付けたら、囲いを作り直す。
6. チェンソー目立て講習会 2名参加予定。
7. ヤマユリの支柱立て。
感想:
前回の活動日が雨で延期になり、参加者はやや少なかったが、三週間ぶりの仲間の顔は少し懐かしかった。雨が降らない代わりに、非常に蒸し暑い中を一丸で取り組み短時間で各作業が処理出来た。仲間のシャツの色が汗で変わっていた。

西の谷伐倒木の整理.JPG
西の谷伐倒木の整理

ホダ木の運搬.JPG
ホダ木の運搬

ホダ木の本伏せ.JPG
ホダ木の本伏せ

ヤマユリの保護.JPG
ヤマユリの保護

植物標本の採取.JPG
植物標本の採取

柵の材のためヒノキを伐倒.JPG
柵の材のためヒノキを伐倒

ヒノキの伐倒.JPG
ヒノキの伐倒

アキノタムラソウ.JPG
アキノタムラソウ

エビヅル.JPG
エビヅルの実

ヒメヒオウギズイセン.JPG
ヒメヒオウギズイセン

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なな山緑地の「シノダケ・ヒンメリ」その9:いくつかの「球形の作り方」 [シノダケ・ヒンメリ]

今回は、シノダケ・ヒンメリで作る「球形の作り方」の話をします。

◆正12面体、筋違い補強による60面体球体
その4で、「正12面体」は作ってもふにゃふにゃになってしまうので、筋違いを入れて補強するという話をしました。構成するパーツと同じ寸法で作ると、出来上がった形はデコボコしています。が、かなり丸い形にもなっていました。既に60面体でもあるからです。

60面体.jpg
60面体

そこで、少し工夫をして筋違いの寸法を少しだけ短く変えて作りました。この話も前回しました。出来上がったのが下の図です。丸い球に近づいてきましたよね。そのレシピと作り方を紹介します。

正12面体、筋違い補強による60面体球体.jpg
正12面体、筋違い補強による60面体球体

≪正12面体、筋違い補強による60面体球体のレシピ≫
必要な部材:二種類、合計90本です。
1)正12面体のパーツ:5cmが30本。
2)筋違いのパーツ:4.5cmが60本。

作り方:
1)先ず、「正12面体」を作ります。
2)5cmのパーツを繰り返し五角形になるように編んでいきます(この段階では、ふにゃふにゃです)。
3)次は「筋違い」です。
4)出来上がった正12面体の五角形の面の各々に5個の△を作ることを繰り返します。

手順はこれだけです(筋違いを入れた五角形が増える度にしっかりとした形になっていきます)。
五角形の頂部は、5つのパーツが集まる(奇数な)ので何度もワイヤーを引き出す必要がありますが、その手間とワイヤー端部の処理を除くと難しいことはありません。
形だけ観ると難しそうに思いますが、やってみると簡単に出来上がります。

◆切頂20面体、筋違い補強による180面体球体
もう一つ紹介します。難しいタイトルをつけてしまいましたが、これはその4の回で紹介した下の図の「サッカーボール」のことです。この六角形と五角形の面で出来ているタイプのサッカーボールです。名前があって、「切頂20面体」と紹介されていました。
※「切頂20面体」とは、五角形・12個と六角形・20個で構成される32面体。
これに筋違いを入れることで、球体が出来上がります。
5*12+6*20=180個の三角形・180面体になっています。

切頂20面体、筋違い補強による180面体球体.jpg
切頂20面体、筋違い補強による180面体球体

≪作品のレシピ≫
必要な部材:
1)「切頂20面体」のパーツ、5cmが90本。
2)五角形に入れる筋違いのパーツ、4.5cmが60本。
3)六角形に入れる筋違いのパーツ、5.5cmが120本。合計270本。
*三種類のパーツがあるので、混じらないようにする注意が必要です。

作り方:
1)先ず、「切頂20面体」を作ります。最初に五角形を組みます。
2)次に五角形の各辺に5つの六角形を編み作ります。
3)外側の六角形の二つにまたがって、五角形を作ります。
4)この五角形のまわりに三つの六角形を作ります。
5)3)と4)とを4回繰り返します。
この時点で五角形が6個、六角形15個出来ています(この段階で、ほぼ半分以上が出来ていることになります)。外側が六角形10個で出来た半球状のボウルになります。
6)六角形の三つにまたがって5個の五角形を作ります。
7)作った五角形の残り二辺に六角形を配置するように編みます。
8)頂部に五角形が出来上がって完成です。
9)後は、五角形の各々に5個の筋違いを入れて△を作り、六角形の各々に6個の筋違いを入れて△を作ることを繰り返しつくります。
手順はこれだけです。
筋違いを入れたことで三角形の180面体となります。

簡単に書いてあっても、半信半疑の人のために解説です。
「切頂20面体」は、五角形が12面、六角形が20面で出来ていて、配置のルールがあります。「一つの頂点は、二つの六角形と一つの五角形からなる」というものです。これが、編んでいく時に「ここに何角形を作れば好いかの判断」になります。下の図で確認していただければと思います。

C60フラーレン.jpg
C60 フラーレン

シノダケ・ヒンメリでは、サッカーボールのふにゃふにゃな32面体に筋違いを入れることで、しっかりとした形になりました(なお、ここでも筋違いの寸法を若干変えて作っています)。そのことで、球体の補強と形の補正が同時に出来ていることになります。簡単に球体を作ることが出来る、シノダケ・ヒンメリの特徴です。
一緒に作ってみればすぐ呑み込めると思います。理屈は分かっても、手が動かないという人のために、なな山緑地の会では月に二回の火曜日に一緒に作る機会があります。活動日をホームページで確認して来ていただければと思います。
(中山さん記)

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右巻き・左巻き -アトリエN- [アトリエN]

 フジの幼木のツルは左巻きだが、成木は右巻きだという話を聞いたことがある。成長の途中でツルの伸びる方向が変わるのかと思ったら、何のことはない。幼木は上から見おろし、大人になったら下から見上げるので、左右が変わるというのだ。
 要するに観察者の視点の問題にすぎないのであって、フジギ(不思議)でもなんでもないのである(ここ、笑うとこ)。
 しかし、ツル植物の巻きかたについては、若干の混乱があるらしく、アサガオは左巻きと決まっているが、同じ左巻きのはずのヤマフジが図鑑によっては右巻きと記載されていたりして、どうもよくわからない。
 とりあえず、左回りに巻きつくツル植物を左巻きと呼ぶことにするなら、アサガオと同じヒルガオ科のマルバアサガオ・ヒルガオ・ネナシカズラ・マメダオシはどれも左巻き。
 マメ科ではクズ(葛)・インゲンマメは左巻きなのにフジ・ナツフジは右巻きである。
 そんなのどうだっていいじゃん、おれは好きに巻くからよ、と開き直るツル植物もちゃんといて、ヤマノイモ・ヘチマ・カラスウリは右にも左にも巻く。
 節操がないというべきか、それとも自由闊達というべきか、判断に苦しむところだが、そんな生き方も別に嫌いではない。
 ちなみに、つる植物ではないが、ラン科のネジバナにはヒダリマキという異名があるにもかかわらず、実際は左右どちらにも花をねじる(飽きたらねじるのをやめるらしい)。
 夏のなな山の法面にはびこる葛(クズ)は左巻きながら、賢い植物である。
 有り余る直射日光はむしろ植物に有害であるそうだが、葛は強すぎる陽射しの下では葉を立てて昼寝をする。
 そして夜が来ると、水分の蒸発を防ぐために葉を下に垂らして眠るのである。
 夏の盛りには体力の消耗を防ぐために、冬には厳しい寒さから身を護り、春には暁を覚えず、秋には美味いものをたらふく胃に詰め込み、食べ疲れでひねもす寝て過ごす。
 そういう生活が出来たらなと夢想する私であるが、どうやら夢物語に終わりそうだ。
 それでも万が一そんなことになったら、世間は私の事を「人間のクズ・左巻き」と呼ぶのであろうか?
  N田さん

藤棚.jpg
藤棚。提供:「写真素材足成」(www.ashinari.com)

クズの花.jpg
クズの花。提供:「写真素材足成」(www.ashinari.com)

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なな山緑地の会7月の予定 [活動予定]

皆さん
A田です
なな山緑地の会の7月の活動予定をお知らせします。

7月1日(土)
和田緑地の会定例活動 参加自由 9:00~12:00
7月2日(日)
なな山緑地の定例活動振替日  9:00~15:00
西の谷 大径木を斜面から降ろす、中小木と葉をシガラに積み重ねる
サイハイラン群生地の養生
スダジイの樹形整理と周辺観察
7月9日(日)
なな山緑地の定例活動  9:00~15:00
西の谷 草刈(手刈り)片付け 道づくり
広場周辺の草刈
ヤマユリなど野草の養生
7月11日(火)
木工・めかいクラブ活動 10:00~15:00
参加自由 シノダケ・ヒンメリづくり、めかいづくり、小枝木工
7月16日(日)
和田緑地の会定例活動 参加自由 9:00~12:00
7月23日(日)
なな山緑地の定例活動  9:00~15:00
西の谷 草刈(手刈り)片付け 道づくり
南側の柵、取り換え作業
雨天順延だった大妻女子大の甲野准教授の調査
7月25日(火)
木工・めかいクラブ活動 10:00~15:00
参加自由 シノダケ・ヒンメリづくり、めかいづくり、小枝・大枝木工

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念願のコクランをゲット! 竹コップ完成! 活動報告(2017.6.27) [活動報告]

A田です。
かろうじて、雨の落ちない気候。植物標本プロジェクトと木工・めかいクラブがなな山緑地に集まる。
N原さん、I井さん、Y本さん、M岡さん、N山さん、M澤さん、A田の7人。

植物標本チームは、念願のコクランの採取に成功。
たくさんの花をつけた見事な一株。花は明るいところでルーペをかざしてその見事さを鑑賞する。
木工は、ありあわせの竹材で、竹コップの製作を行う。
古材で上手く割けないこともあったが、形を作ってみるとそれなりに良い形になった。
仕上げは手を懸ければそれだけ立派な仕上がりになりそうだが、今回は早々に仕上げる。
水道水の飲料、給水用等に何個か使えるものを作っておきたい。
竹材の入手方法を考えたい。

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コクランの花

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コクランの葉姿

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机上の作業

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竹コップと竹ジョッキ

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竹コップと竹ジョッキ

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竹の側をそぎ落とす

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梅の雨で「つゆ」とは、これ如何に? [よもやま話]

蒸し暑いですね。梅雨だから当然でしょうか。汗かきの方には酷な季節ですね。雨と聞くだけで憂うつになる人も多いでしょうが、密かに雨好きとほくそ笑んでいる人がいるようです。「人には打ち明けられないけど、実は雨が降ればランランと小躍りしたくなる」と笑みを浮かべて話をするのを驚嘆を抑えて聞いていたのを思い出しました。

ところで、この梅雨(つゆ)という語句はちょっと変ですね。梅の雨で「つゆ」です。音読みの当て字でしょうか。ちょっと気になりました。

中国では黴(カビ)が生えやすい季節に降る雨なので「黴雨」(バイウ)と呼び、これが日本に入ってきたようです。日本では黴は語感がよくないということで、同じ読みの梅(バイ)を当て、「梅雨」(バイウ)としたそうです。梅の実が熟す季節に降る雨なので「梅雨」(バイウ)と呼んでいたという説もあるようですが。
この梅雨(バイウ)を「つゆ」と読むようになったのは江戸時代頃。「露」(つゆ)という語句から派生したのでは……という説もあるようです。

梅雨は東アジアに現れる気象現象で、中国の揚子江流域や朝鮮半島南部でも発生するが、北海道にはありません(地球温暖化で変わるかもしれませんが)。地域によって梅雨の現象は少し異なり、ジメジメ蒸し蒸しという陰湿なイメージは東日本に多いようです。西日本では豪雨になりやすいようで、先日も九州南部は大雨でした。

梅雨が明ければ、ピーカッーの夏。子どもの頃は、梅雨明けと同時に待ちに待った夏休みでした。待ち望んだのに為すことがなく、暇で暇でダラダラと暑い夏休みでしたが。

アジサイ.jpg
梅雨といえばアジサイ。朝8時頃までが見頃らしい。
提供:素材Good https://sozai-good.com/

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雨が止んだ!蒸し暑い中で活動、スイカが美味い! [活動報告]

皆さん
A田です。

今日25日は天候不良で定例活動は7月2日に延期になりました。
連絡がいき届かないといけないと、なな山緑地に8時30分に行ってみました。

幸い雨は止み、9時までにS田さん、U野さん、N山さん、M岡さん、N原さん、A田と6人集まりました。
これだけ精鋭が集まれば何もしないわけはありません。気がかりな西の谷奥の伐倒材の片付けの段取りと、農園のスイカの養生などをやることにしました。

・スイカは小さいものを合わせて15個ほど実となっていて、荒縄の座布団を敷いてやりました。

・伐倒材の片付けは、太い幹材は斜面を滑らせて重ね合わせるように、下部の材を整理して次の作業に備えました。

・小枝や中径材はバス通り側斜面にシガラ状に積み上げ整理できるよう杭打ちを行い、シガラのベースを作っておきました。

・その他、西の山に登りの作業通路用など使い道の多い、比較的短い杭を何本か作製しておきました。

・さらに、農園の水路近くにジュズダマが何本も立ち上がっていてその囲いをしました。

 コクランの花芽も確認できました。

 カボチャの苗は姿を消していました。

気温はそう高くありませんでしたが、ものすごい湿度で、全員汗まみれとなってしまい、水分補給に小玉スイカを1個、試食させていただきました。
まだ未熟でしたが、何にも変え難いさわやか感のある味わいでした。

スイカ.JPG
スイカはこんなに大きくなりました。荒縄の座布団を敷きました。

クイ.JPG
くいを作ってあります。

シガラ.JPG
斜面に片付け用シガラを段取りました。

大径材.JPG
大径材は斜面を滑らせて重ね合わせます。

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サジガンクビソウ -植物標本- [なな山緑地の植物標本]

植物標本は、植物がその時その場所に生えていたことの証であり、地域の自然環境の歴史的変化を知る唯一の手がかりとなっています。なな山緑地の会では、2016年より緑地内の植物調査を兼ねて牧野標本館へ寄贈するべく植物標本を作っています。
制作:なな山緑地の会 植物標本プロジェクト
同定協力:内野秀重

このコーナーでは、2016年制作した標本を随時紹介していきます。原本をご覧になりたい方は、N原さんに声をかけてください。

DSCN0368_サジガンクビソウ_350.JPG
サジガンクビソウ キク科
採集日:
2016年7月10日
生育環境:
落葉樹の林床
ノート:
広範囲にまばらに群生
整理番号:
No.10

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なな山にて -なな山だより- [なな山だより]

チェンソーの音がやみ、大きな大きな木がかすかに動いた。軋み音をさせながらゆっくりゆっくり倒れ始める。ドドーンと地響きがした。そして大きくバウンドした。辺りに小枝を飛び散らし、あたかも自身のすべてを放出するかのように。大地の揺らぎが足元から私の中を通り抜け、頭のてっぺんから空へ飛んで行った。私の中のどろどろした物、鬱々していたものすべてが空に飛び散った。見上げると空が広くなっている。すべてを吸い上げ何事もなかったように青々とした明るい空がある。
グリーンボランティア森木会の講習を終え所属班を決めるとき、公園ではなく里山という事が気に入りなな山を選びました。講習会で習ったはずではあるのですがその時は里山の保全ということは実感としては全く分かりませんでした。初めて知ったこの感動!樹を倒す。この作業の時はいつも側にいたい。その思いは強く、病みつきになりました。
見ること聞くことすべてが初めてで知らないことばかり。物珍しさと技術を身に着けたい一心で先輩に付きまとって歩き回り、色々教えて頂きました。どんなにかご迷惑をおかけしたことか。感謝の一言です。
楽しくて楽しくて夢中になっているうちにいつの間にか10年という月日が流れました。
10年ひと昔、何事も10年すればものになる、と言われているようですが残念ながら私にはその言葉は当てはまらないようです。10年と言われてハッとして振り返ってみると、大した技術も知識も身に付いていません。唯々自分にとって良かった、心を癒し丈夫にしてくれたとの思いだけです。
しかし、歳月は違う面も見せます。体力の衰えです。なな山まで歩いて通っていますがそれもだんだんきつくなって来ました。
そんな愚痴を言いながらもきっとまだまだ通い続けるでしょう。暑い夏の木陰の涼しさ、秋の紅葉から落ち葉の季節、そして雪が積もった時も素敵。次々と花開く春まっ盛り。太陽に透けて見える浅緑の木々の葉も美しい。倒した樹木をいろいろに使える面白さ。これからもずーっとなな山の緑に会えますように!これからもずーっと宜しくお願いいたします。
 M月さん  「なな山だより」40号より

伐倒のヤマザクラ_2017-05-14.JPG

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青春といえば何? サクランボでしょう! [よもやま話]

今年は西の谷にとって受難の年かもしれない。急傾斜に居並ぶ木々の中、光を求めて斜めに成長していた三本立ちのヤマザクラがいつ倒れてもおかしくない危うさだった。伐倒すると、近くの木も危うい傾き具合が気になる。長いこと手つかずのままだった。伐ると根元にアリの巣ができているヤマザクラもあった。11日の活動日、S田さんの予定では伐るのは一本だったがが、近くの木も連鎖反応のように倒れ、ヤマザクラ三本、コナラ一本の計四本が谷を塞いでしまった。

片付けをしていると、サクランボを発見。小さいが、赤橙色のサクランボが葉っぱに隠れていた。「食べられるよ、ちょっと苦いけど」とY元さん。一粒食べてみた。確かに苦い。「黒く熟しているのなら少し甘いかも。黄色から橙、赤、黒と熟してくる」と博学のM月さんが付け加える。黒い実を食べてみたが、苦いに変わりはなかった。市販のサクランボとは比べものにならない。

サクランボといえば「青春」が思い浮かぶのは僕だけだろうか。少し苦みが混じったあの甘さが「青春」を思い起こさせるのかもしれない。「若い娘はウフン お色気ありそでウフン」と始まるスリー・キャッツの「黄色いさくらんぼ」。聞いたのは1970年カバーしたゴールデン・ハーフの曲だった。何とも懐かしい~、この「ウッフン」。10代の青春にはちょっと眩しく刺激的でした。

この「青春」は、季節と色を掛け合わせた表現のようだ。古代中国の五行説では、青春、朱夏、白秋、玄冬と季節に色を織り交ぜた。赤い夏、白い秋、黒い冬は頷けるが、「青い春」はどうだろう。日本なら春はサクラの桃色、薄紅色といったところだろうか。

倒れた4本の処理.JPG
倒れたヤマザクラには小さいサクランボが付いていた

サクランボ.JPG
サクランボ

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